「これからは混迷の時代 発想転換が必要」と、冒頭で結論を先に披露するユニークなスタイルで始まった記念講演。 ご専門である経済分野での話に加え、ご自身が身近で体験した、2歳に満たない子どもがスマートフォンを遊び道具として使いこなしている事実に驚くとともに、 発想転換ができていなかったことを反省したエピソードなどを交えながら、”いま怒っていること、これから起こること”をわかりやすく紹介していただきました。
スマートフォンのアプリケーション開発会社は2歳児にマーケットがあることに気づき、マーケテイング調査をしてすでに利益を上げており、 「発想転換ができていないということは。過去の経験則、成功体験でした経営判断をしていないこと」とのお話が印象に残りました。
また、「発想転換を行えば、これからどうなるか自ずと答えは見えてくる。『それを先にやるか、やらないか』、そういう場面に出会ったとき、 決断を下せるような経営者であってほしい」との心強い励ましの言葉もいただき、これからの企業の生き方を考える貴重な機会となりました。
1961年東京生まれ。日本大学経済学部卒業。経済誌の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ朝日「たけしのTVタックル」他、テレビ、ラジオの報道番組等で活躍中。また、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務めるなど、政界、官界、財界での豊富な人脈を基に数々のスクープを連発している。「巨大銀行沈没」(新潮社)、「内需衰退」(扶桑社)他、著者多数。
開催日 | 講師 | 演題 |
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23.05.24 | 千房(株)代表取締役 中井 政嗣 |
できるやんか! −人間って欠けているから伸びるんや− |
アクセス - 公益社団法人福岡西部法人会